ASRリチウム工法とアイゾールEX
ASRで劣化した橋脚の補修事例です。
ASRリチウム工法で今後の膨張を抑制し、表面保護としてアイゾールEXが採用されました。
新下条川橋(富山県)
富山の新下条川橋の現場に来ています。
橋脚(PI)は亜硝酸リチウム内部圧入工法(ASRリチウム工法)、橋台部はリハビリシリンダー工法と表面保護工(アイゾールEX)で補修します。
橋脚の鉄筋は曲げ加工部で破断していました。
リハビリ工法の表面保護工として、アイゾールEXが使用されました。【広島県】
アルカリ骨材反応の対策工法である、リハビリ工法(低圧注入工法)にて補修後、アイゾールEXによる表面保護塗装工事が行われました。
(施工箇所・橋梁 上下部工)
リハビリ工法は、浸透拡散性能が向上した亜硝酸リチウムが主成分のプロコン40を使用した、内部圧入・ひび割れ注入補修工法です。
今回は、リハビリシリンダー工法(ひびわれ低圧注入工法)が行われました。
プロコン40は、アルカリ骨材反応・中性化・塩害により劣化したコンクリート躯体を内部から総合的に改善する技術として注目されています。(NETIS技術名称:プロコン40 登録番号:CG-100022-A)
そして、アイゾールEXがプロコン40と付着特性・使用性などにおける相性がよいことから、仕上げ表面保護塗料として採用されています。
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